仮想通貨アバロン(AVL)が1日で21%急騰した。アバロン発行元のアバロンラボが、世界の上場企業以外でビットコイン保有量5位に浮上したとのニュースが価格に好影響を与えたとみられる。

報道によると、16日午後1時35分、ビットサムでアバロンは前日比21.16%上昇した292ウォンで取引された。アバロンは今月、米連邦準備制度(FRB)の基準金利引き下げへの期待から、先月5日に上昇基調に転じた後、この日上昇幅が拡大した。

アバロンはビットコインベースの分散型金融(DeFi)プラットフォーム「アバロンラボ」が発行した仮想通貨である。利用者はビットコインを担保に融資を受け、ステーブルコイン「USDa」を活用して様々なDeFiサービスを利用できる。アバロンコインはステーキング(仮想資産預け入れ)などエコシステムのユーティリティ用途に用いられる。

この日アバロンコインが急騰した理由は、アバロンラボスのビットコイン保有量発表によるものと見られる。

アバロンラボは同日X(旧Twitter)を通じて「現在6997個のビットコインを保有しており、これは全世界の非上場企業中5位」と明らかにした。この日ビットサム基準のビットコイン1個価格(1億6052万9000ウォン)を考慮すると、総額1兆1232億ウォン相当を投資した計算となる。

ビットコイントレジャリーによると、世界の上場企業の中でビットコインを最も多く保有しているのは、EOSブロックチェーン開発会社ブロックワン(16万4000個)である。続いてステーブルコインUSDT発行元のテザーと米国航空宇宙企業スペースXがそれぞれ2位・4位に名を連ねた。
2025/09/16 17:32
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