
「コインテレグラフ」は10日(現地時間)、GATESがオアシス(Oasys)ブロックチェーンと協力して、東京中心部の不動産7500万ドル(約110億円)規模をトークン化する大型プロジェクトを発表したと報道した。
GATESは今後、2000億ドル(約30兆円)以上、すなわち日本における不動産市場の約1%をトークン化する計画を立てており、オアシスはゲーム中心のブロックチェーンから実物資産(RWA)領域に拡張する重要な転換点を迎えている。
GATESは2024年に1億4500万ドル(約21億円)の売上を記録し、フィナンシャル・タイムズが選定した「アジア太平洋高成長企業2023」リストにも含まれた。現在はナスダック上場のためのロードショーを進行中であり、F-1上場書類も提出した状態だ。
GATESの関野雄志CEOは「コインテレグラフ」とのインタビューで、「日本国内で必要な金融および不動産事業免許をすべて取得しており、今回のRWAプロジェクトは海外に設立された特殊目的法人(SPV)を通じて進められる予定」と明らかにした。関野雄志CEOは「現地規制に完全に合致するために、免許取得と法的手続きを徹底的に準備中」と付け加えた。
オアシスの創業者である松原亮氏は、「収益を自動再投資して、複利効果を最大化するトークン経済システムを構築している」と伝えた。
両社は日本を皮切りに米国、欧州、フィリピンおよびアジア全域にトークン化モデルを拡張する計画だ。長期的にはゲーム、アニメーションなど日本の知的財産(IP)もトークン化対象に含める方針だ。
2025/07/11 19:11
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