
これは全体のビットコイン流通量の約1%に相当する規模で、全世界の上場企業の中で上位20位圏のビットコイン保有企業に跳躍するという抱負だ。
マタドールは17日(現地時間)の発表を通じて「まず2026年までに1000BTCを確保することを中間目標として設定しており、これを基に本格的なBTC準備金戦略を推進する」と明らかにした。現在、マタドールが保有しているBTCは77.4個で約900万ドル規模だ。
マタドールのCEOデヴェン・ソニ(Deven Soni)は、「私たちのビジネスは、ビットコインを核心資産として構造化されている」とし、「単純な財務戦略を超え、インフラと運営面でもビットコイン生態系と整列した方向性を追求する」と強調した。
同社は今回の戦略実行のため、14日にカナダ金融当局に9億カナダドル(約6億,600万ドル)規模の「棚型公示(shelf prospectus)」を提出し、今後25ヶ月間、様々な資金調達オプションを確保した。具体的な調達方法としては、市場内株式売却(ATM方式)、転換社債、資産売却、ビットコイン担保ローン、戦略的買収合併及びパートナーシップなどを活用する計画だ。
マタドールは、カナダのTSXベンチャー取引所から企業形態を「技術/投資ハイブリッド」に変更するための最終承認を受けた。これにより、BTC準備金戦略を実行するための制度的基盤が整った。
同社の核心戦略は「ビットコイン複利フライホイール(compounding flywheel)」モデルに要約される。これは△BTCを戦略的に蓄積し、1株当たりのビットコイン収益を最大化し、△ボラティリティの捕捉と合成マイニングによる収益創出△ビットコイン基準の収益を出す実使用アプリケーション開発△暗号通貨インフラとDeFiプロジェクトとの協力などを含む。
マタドールの最高ビジョン責任者(CVO)マーク・モス(Mark Moss)は、「今後のBTC蓄積戦略は、インフレリスクを減らし、財務諸表の長期的な安定性を確保することに目的がある」と説明した。
2025/07/17 16:41
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