ビットコイン、米連邦準備制度理事会の金利引き下げも10万ドル台に下落···ETF資金流入も最低水準
ビットコイン、米連邦準備制度理事会の金利引き下げも10万ドル台に下落···ETF資金流入も最低水準
ビットコイン(BTC)が米連邦準備制度理事会の金利引き下げにも関わらず下落した。ビットコイン現物上場指数ファンド(ETF)を通じて流入する資金規模も4月以降で最低水準だと、「ニュース1」が報道した。

30日午後2時30分、ビッサム基準の韓国国内におけるビットコイン価格は、前日より1.66%下がった1億6384万5000ウォン(約1765万円)となった。

同じ時間のコインマーケットキャップ基準における海外ビットコイン価格は、前日の同じ時間に比べて3.31%下落した10万9251ドル(約1680万円)だった。

米連邦準備制度理事会の通貨政策決定機構である連邦公開市場委員会(FOMC)は2日間の会議を終え、29日(現地時間)に基準金利を予想通り0.25ポイント引き下げて、3.75~4%に調整した。

米国のインフレは年明けに比べて進み、依然として米連邦準備制度理事会の目標値である2%を上回っている。これに対して、ビットコイン価格もマクロ経済的な危険要素を反映して、金利引き下げにも関わらず今週に上昇した分を元に戻した。

ビットコイン現物ETFを通じた資金流入が減ったことも原因に挙げられる。ブロックチェーンデータ分析業者のクリプトクオントは、「ビットコインETFの需要が依然として劣勢を見せている」とし「最近7日平均の純流入は-281BTCとなり、4月以降で最低水準」と明らかにした。
2025/10/30 18:57
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