ブロックチェーン技術企業スホアイオー(SOOHO.IO)は、グローバル流動性統合レイヤープロジェクトであるアベイル(Avail)と戦略的業務協約(MOU)を締結したと発表した。

今回の協約は、韓国ウォン(KRW)ステーブルコイン及びグローバル決済インフラ拡張のための核心技術協力であり、両社はチェーン抽象化(Chain Abstraction)及びデータ可用性(Data Availability)分野におけるエコシステム拡張を共同推進する予定である。

今回のMOUを通じ、両社は以下の協力領域を中心に共同事業を推進する。

◆ステーブルコイン及び決済インフラ構築
・世界中どこでも可能なUSDステーブルコイン入金ベースの決済支援
・韓国及びグローバルステーブルコイン市場における共同事業協力推進

◆ポイント-DeFi連携(Point-to-DeFi)強化
・リワードポイントを暗号資産に変換する「Point to Crypto」モデルを通じ、より多くのユーザーが容易にDeFiエコシステムにアクセスできるよう支援

◆チェーン抽象化及びインフラ協力
・KRWステーブルコインコンソーシアムのための流動性統合及びチェーン抽象化技術パートナーシップ構築
・エンタープライズ級クロスチェーン活用性向上のための流動性統合高度化共同研究

スホアイオーのパク・ジス代表は「韓国市場は規制の明確性とブロックチェーン決済需要が同時に成長する稀な市場である。Availとの協力を通じて、KRWステーブルコインを中心としたグローバル決済インフラ生態系の実現に一歩近づいた」と述べた。

AvailのAnurag Arjunディレクターは「韓国はアジアで最も急速にステーブルコインインフラが成長している地域の一つだ。SOOHO.IOと共にチェーン抽象化基盤の次世代決済構造を構築し、グローバル市場での拡張性を証明する」と語った。

今回の協約は、スホアイオーが主導する「プロジェクト・ナムサン(Project Namsan)」の一環として、国内外のパートナーと共に非ドル建てステーブルコイン及びクロスボーダー決済ネットワーク構築を加速する核心段階と評価される。

スホアイオーは今後もグローバル技術パートナーシップを拡大し、韓国型ステーブルコイン決済及びポイントインフラの実用事例(Real-World Use Case)を継続的に創出していく計画だ。
2025/10/23 11:49
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