
25日(現地時間)、コインテレグラフはSOL価格がこの日200ドルを下回ったものの、間もなく行われるETF承認決定が機関投資家の需要を刺激し、SOLの価格モメンタムを再設定する可能性があると報じた。
この日ソラナは200ドルを下回り、最近8ヶ月ぶりの高値である253ドルまで上昇したラリーを一週間で全て返上した。一週間で19%下落した今回の調整は市場の勢いを揺るがし、短期的な強気の持続に疑問を残した。
しかし、間もなく下される決定が状況を変える可能性があるとの分析が出ている。グレイスケール(Grayscale)のSOL現物ETFは10月10日に最初の承認期限を迎え、この決定により機関資金がSOLに流入するかどうかが決まる見通しだ。REXオスプレイ(Staking SOL ETF)は既に7月に上場し現物エクスポージャーを提供しているが、純粋な現物ETFほど直接的な機関参加を誘導していない。グレイスケールの現物ETFは、より深い流動性と広範な採用を可能にする可能性がある。
この決定は今後予定される複数の承認決定の最初のものとなり、米国証券取引委員会(SEC)はビットワイズ(Bitwise)、21Shares、ヴァンエック(VanEck)、グレイスケール、カナリー(Canary)の5件の申請書を10月16日までに審査する予定だ。今回のラインナップは、SOLを主流の投資商品に引き込もうとする機関投資家の関心が高まっていることを示している。
パンテラ・キャピタル(Pantera Capital)の資産運用担当者は「SOLはBTCやETHに比べて割安だ」とし、「機関投資家の勢いが来るタイミングだ」と評価した。現在、機関が保有するビットコインは約16%、イーサリアムは約7%であるのに対し、ソラナは1%未満に過ぎない。パンテラ・キャピタルは「現物ETFが採用を加速させる可能性があり、ストライプやペイパルなどの企業がソラナ統合を拡大している」と強調した。
一方、ソラナは26日午前11時25分基準で、暗号資産相場サイトにおいて24時間前比4.50%、7日前比20.21%下落した196.97ドルで取引されている。
2025/09/26 14:27
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