
これはまず、アルトコインが大量に清算されたためだ。さらに、米国金融当局が暗号資産上場投資信託(ETF)の承認を拒否したことも、急落に影響を与えていると見られる。
この日、約2億ドル相当のアルトコインが清算された。そのうち4300万ドルはイーサリアム市場で、3200万ドルはリップル市場でそれぞれ清算された。
これはビットコインに比べ、アルトコインの流動性が大幅に不足しているためだ。例えば、リップルの場合、流動性不足により600万ドルの市場売り注文だけで価格が2%程度下落する。
最近、ビットコインの急騰に続きアルトコインも上昇し、アルトコインシーズンが戻ってきたとの期待が浮上したが、コインデスクは「アルトコインシーズンの到来は依然として遠い」と伝えた。
さらに、米国金融当局が暗号資産ETFの承認を無期限延期したことも、アルトコインの急落に影響を与えていると見られる。
ブルームバーグ通信によると、米国の証券監督当局である証券取引委員会(SEC)は前日に、暗号資産取引所ビットワイズが申請した10つの暗号資産インデックスファンドのETF転換を無期限に延期した。
ブルームバーグ通信は「これは、より多くのコインに容易にアクセスできる取引用ファンドを期待していたデジタル資産支持者にとって大きな打撃」と指摘し、「SECが依然として暗号資産関連の新規商品に対する規制方針を明確に定めていないことを示している」と分析した。
24日午前7時20分現在、コインマーケットキャップで、ビットコインは24時間前比1.40%下落の11万7991ドル(約1722万円)を記録している。
一方、時価総額2位のイーサリアムは3.72%下落の3565ドルで取引されている。
時価総額3位のリップルは11.02%急落し、3.14ドルを記録している。この日は最高3.57ドル、最低3.10ドルの間で取引されている。
さらに、ソラナは6.91%、ドージコインは9.16%、カルダノは9.13%、ステラは10.79%それぞれ急落しています。
2025/07/24 10:51
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