ビットコイン(BTC)の価格が11万2000ドルまで下落し、軟調な推移が続いている。専門家らは、過去1か月間におけるクジラ(大口投資家)による大量売却が、市場全体の下落傾向を招いたと分析している。

24日午前10時、コインマーケットキャップでビットコインは、前日の同じ時間より0.17%上昇した11万2454ドル(約1661万円)を記録。 ただし、前日は11万3000ドル台で取引されていたものの、同日中に小幅に下落し、11万2000ドル台まで値を下げた。

暗号資産分析企業クリプトクオント(CryptoQuant)のジュリオ・モレノ首席アナリストは、最近のビットコイン下落の原因として、クジラによる大規模な売り圧力を挙げている。

また、「先月21日以降の1か月間で、クジラのウォレットアドレスから14万7000BTCが売却された。今回のサイクルでは、クジラの保有量減少が最も急激に進んでいる」と分析した。

さらに、「クジラによる保有量の急減は、暗号資産市場全体の売り圧力を強め、ビットコインの弱含みが続く主要因となっている」と指摘した。
2025/09/24 13:18
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