先週末、世界的な信用格付け会社ムーディーズが米国の格付けを最高段階から一段階降格したにもかかわらず、仮想通貨は大きな影響を受けていないと報じられた。

19日午前9時45分現在、グローバルコイン相場中継サイトであるコインマーケットキャップでビットコインは24時間前より2.04%上昇した10万5415ドル(約1527万円)を記録している。

時価総額2位のイーサリアムは1.43%下落した2441ドル(約35万円)で取引されている。

時価総額4位のリップルは1.84%上昇した2.39ドルを記録している。

暗号通貨が混潮傾向を見せ、ムーディーズの米国格付け降格に大きな影響を受けていない。

これに先立ち、ムーディーズは先月16日、米国の格付けを110年間維持してきた最高格付けから一段階降格した。政府債務と財政赤字が急増し、グローバル資本の終着地としての米国の地位が損なわれるだろうという理由からだ。

ムーディーズはこの日、米国国債の信用格付けを最高の「Aaa」から「Aa1」に一段階降格した。3大格付け会社のうち、ムーディーズは唯一米国国債に対して1917年以降、最高格付けを維持していたが、今回初めて格付けを下げた。

これに先立ち、他の格付け会社であるフィッチとS&Pは、米国の格付けを2023年と2011年にそれぞれ下方修正した。

2025/05/19 10:08
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