
ステーブルコインは現在、約3,000億ドルの市場規模と評価されており、将来的にその価値が数兆ドルに達すると予想される中、実質的なユーティリティと機関需要を基盤に、徐々にグローバル金融インフラの核心要素として定着しつつある。
特にRLUSDは、規制遵守と透明性を基盤に設計された信頼できるエンタープライズ級ステーブルコインとして注目されている。RLUSDは、米国ドル預金、米国短期国債、その他の現金性資産など、高品質の準備金で100%担保されており、毎月実施される第三者会計法人の監査を通じて透明性を確保している。このようにRLUSDは規制の明確性において他のステーブルコインをリードし、機関が求めるセキュリティ水準を満たしている。
SBI VCトレードの最高経営責任者(CEO)である近藤 智彦は 「日本における暗号資産およびブロックチェーン産業の発展をリードするSBIグループは、日本初の電子決済手段交換業者ライセンスを取得し、ステーブルコインの取り扱いを開始した」と述べ、「RLUSDの導入は、日本市場におけるステーブルコインの選択肢を拡大し、信頼性と利便性を一段と向上させる重要なマイルストーンであり、金融とデジタル技術の融合加速における核心的な進展だ」と説明した。さらに 「今後もリップルとの緊密な協業を通じて、安全で透明な金融インフラを構築していく」と付け加えた。
リップルのステーブルコイン部門シニアバイスプレジデントであるジャック・マクドナルドは「リップルとSBIがパートナーシップを結んだ目的は、単なる技術協力を超え、信頼可能で規制に準拠した未来の金融インフラ構築にある」と述べ、「SBI VCトレードとの日本国内でのRLUSD取り扱いは、その協業の成果である」と語った。また、「RLUSDは伝統的な金融と分散型金融を結びつける、信頼でき効率的な接続手段として業界標準となるように設計された」と説明し、「このパートナーシップは日本のステーブルコイン活用を促進するだけでなく、市場全体に新たな基準点を提示するだろう」と述べた。
一方、SBI VCトレードは来年前半を目標にRLUSD正式リリースを目指す見込みだ。
2025/08/25 11:33
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