ビットコインが強い上昇傾向を続け、史上最高値を更新した中、一部では価格上昇がさらに続くという分析も出ている。

22日午前11時35分(日本時間)、コインマーケットキャップでビットコインは、24時間前より3.79%、1週間前より7.61%上昇した11万0840ドル(約1586万円)を記録し、4ヶ月ぶりに史上最高値を更新した。

オンチェーンデータ分析会社グラスノードによると、ビットコインの時価総額は2兆1700億ドル、実現時価総額は9115億ドルでいずれも過去最高値を更新した。

暗号資産トレーダーのタイタン・オブ・クリプト(Titan of Crypto)は、「ビットコインが2025年までに13万5000ドルに達する可能性がある」と分析した。これは、過去2年間、主要な支持線と抵抗線を基準にフィボナッチツールを使って価格目標を設定し、1.618フィボナッチレベルが13万5000~14万ドルに相当すると説明した。

一方、ベテラントレーダーのピーター・ブラント(Peter Brandt)は、ビットコインが史上最高値を更新したことについて「技術的に特別な意味はない。強気相場で史上最高値は頻繁に現れる現象だ。これがまさに強気相場の定義だ」とし、「今回の上昇が8月末まで12万5000~15万ドルまで続く可能性もある」と展望した。

技術アナリストのガート・ファン・ラーゲン(Gert van Lagen)は、はるかに高い価格である30万~32万ドルを提示した。最近、ソーシャルメディアXを通じて、ビットコインが4年間続いた「メガホンパターン(Megaphone Pattern)」の上限抵抗線を突破したと分析した。

また、エリオット波動理論(Elliott Wave Theory)を根拠に、ビットコインが上昇サイクルの最後の「5波(Wave 5)」段階にあると分析し、今後170~190%の追加上昇余地があると明らかにした。
2025/05/22 13:22
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