インドネシアのフィンテック企業がビットコイン購入計画を発表すると、一日で株価が2倍近く急騰した。

19日(現地時間)、米国ナスダックに上場されたジャカルタベースのデジアジア(DigiAsia Corp)は、「取締役会がビットコインを会社の準備金資産として導入することを承認し、今後発生する純利益の最大50%をビットコイン購入に使用する」と明らかにした。

デジアジアは、初期ビットコイン購入のための資金調達のため、最大1億ドル規模の資本調達も積極的に検討していると付け加えた。同社は、当該ビットコインを担保として融資したり、ステーキングなどの方法で収益を創出する戦略も一緒に議論中であり、現在、規制機関の認可を受けたパートナーとビットコイン運用戦略に関する協議を開始した状態だと説明した。

また、デジアジアは転換社債や仮想通貨基盤の金融商品を通じて資金を調達する案も検討中だという。

デジアジアのビットコイン計画発表後、19日の株価は前日比91%急騰した0.36ドルで取引を終えた。しかし、時間外取引では再び22%下落して0.28ドルに調整された。デジアジアの株価は、2024年3月に最高値の11.90ドルを記録して以来、年初比53%近く下落している。
2025/05/20 16:09
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