
8日(現地時間)、コインテレグラフによると、アブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)の金融サービス規制庁(FSRA)は、バイナンス傘下の3法人に対し、取引所・清算所・ブローカー/ディーラーサービスの運営ライセンスを承認した。これによりバイナンスは、FSRAの規制下で国際プラットフォームを合法的に運営できるようになった。
FSRAはアブダビ・グローバル・マーケットの独立した金融規制機関。今回ライセンスを取得したのは、「ネスト・エクスチェンジ・リミテッド(Nest Exchange Limited)」、「ネスト・クリアリング・アンド・カストディ・リミテッド(Nest Clearing and Custody Limited)」、「ネスト・トレーディング・リミテッド(Nest Trading Limited)」の3社で、これはFSRAとバイナンスが12月2日に発表した公式声明でも確認されている。
バイナンスのリチャード・テン(Richard Teng)共同CEOは声明で「今回のライセンス取得は、規制の明確性と正当性を確保する大きな一歩であり、ADGMを拠点としたグローバル運営を後押しするものだ」と説明。「世界中の人材と革新に支えられた分散型運営体制を維持しているが、今回の規制基盤により、バイナンスが“グローバルスタンダード”のもとで運営されているという信頼をユーザーに提供できる」と強調した。さらに「ユーザー保護と革新の両立を目指すFSRAの先進的なアプローチに感謝する」と述べた。
2025/12/09 10:28
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