
ナスダックのデジタル資産戦略責任者マット・サバリーズ(Matt Savarese)氏は27日(現地時間)、CNBCのインタビューで、SECが年内に同提案を承認する可能性について問われ、「可能な限り迅速に動く」と回答。「公開意見募集で寄せられた意見を精査したうえで、SECからの質問に即座に対応することが鍵だ」と述べ、「最大限スピーディーに協力したい」と強調した。
ナスダックは9月8日、投資家が上場企業の株式をデジタルトークンとして売買できるようにする制度案を提出。実物株式をブロックチェーン基盤のトークンに変換して取引できるようにする仕組みだ。
サバリーズ氏は「既存の金融システムを急激に壊そうとしているわけではない」とし、「誰もが次のステップに進み、トークン化を主流として受け入れられるようにしたい」と説明。さらに「SECのルールの枠内で、投資家中心の形で慎重に進めていく」と話した。
一方、昨年10月にはロビンフッド(Robinhood)のCEO、ヴラド・テネフ(Vlad Tenev)氏が「トークン化は最終的に金融システム全体を浸食するだろう」と発言していた。
2025/12/01 14:51
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