
新サービスでは、ユーザーは保有するETHを売却せずにUSDCを担保ローンとして受け取れる。サービスは分散型金融(DeFi)ローンプロトコルのモルフォ(Morpho)の技術を基盤に、コインベースのレイヤー2ネットワーク「ベース(Base)」上で提供される。
コインベースは、「本サービスはニューヨーク州を除くほとんどの米国州で利用可能で、貸出金利や清算リスクは市場状況に応じて変動する」と説明。利用者は最大100万ドル相当のUSDCを借り入れられるという。
さらに、コインベースは今後、stETHベースのトークンであるcbETHなど、他の資産を担保としたローンにもサービスを拡大する計画だ。昨年9月にはモルフォをアプリに統合し、ユーザーが保有するUSDCで最大10.8%の収益を得られる仕組みを提供していた。
Duneのデータによると、コインベースのオンチェーン貸付市場では、これまでに12億5000万ドル以上の融資が実行され、預け入れられた担保は約13億7000万ドルに上る。現在の貸付残高は約8億1000万ドルで、1万3500以上のウォレットがローンを維持している。
2025/11/21 12:17
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