
18日(現地時間)、「Crypto in America」の共同司会者エレノア・テレット氏はXで、「クオモ候補はブロックチェーン、AI、バイオテクノロジー分野を軸に、ニューヨーク市を未来のグローバルハブへと変革する計画を進めている」と投稿。「市全体の技術インフラを近代化し、新技術関連投資を誘致するため、『最高革新責任者(Chief Innovation Officer)』の新設を検討している」とも伝えた。
さらにクオモ陣営は、暗号資産・AI・バイオテクノロジーの3分野ごとに構成される諮問委員会を含む「革新委員会」の設立を準備中だという。これらの委員会は、技術導入戦略や人材育成、規制緩和などに関する助言を行う予定だ。
クオモ氏は暗号資産分野にも実績を持つ。過去には暗号資産取引所OKXに助言を提供し、連邦調査への対応を支援した経歴がある。この調査の結果、OKXは複数の違反を認め、5億ドル超の罰金と制裁金を支払うことで合意した。
クオモ氏が市長に当選し、この構想を実現すれば、ニューヨーク市は従来の厳格な規制路線から転換し、より多くの企業や人材を引き寄せる「金融イノベーション都市」へと進化する可能性があると見られている。
2025/10/21 09:46
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