NVIDIA、英国の仮想通貨採掘企業から分社化した企業に投資…AIインフラ協力

世界最大の半導体設計企業の一つであるNVIDIAが、暗号通貨採掘企業から分社化したAIインフラ企業に投資した。

17日（現地時間）、海外メディアによると、NVIDIAはAIインフラ企業Nscaleに約6億8300万ドルを投資したと発表した。Nscaleは2024年に暗号資産採掘企業Arkon Energyからスピンオフした。

NVIDIAのジェンセン・フアンCEOは今回の投資について「英国のAIインフラ拡充に向けた取り組みの一環」と説明した。Nscaleは昨年5月にArkonから分社化し、欧州全域にAIクラウドサービスを提供する企業で、NVIDIAとの協力を通じて英国国内のGPU保有量を2026年までに6万台規模に拡大する計画だ。一部はNscaleのデータセンターに設置される予定である。

エンスケールのジョシュ・ペインCEOは「主権的なAIインフラは国家の回復力、経済成長、戦略的自律性の核心」とし、「今回の成果は次世代産業革命を牽引する中核AIインフラを提供するという我々の約束を強化するもの」と強調した。