グリフォン株、来月の「アメリカン・ビットコイン」合併を控え231％急騰

グリフォン・デジタル・マイニング（Gryphon Digital Mining）の株価が、9月に予定されているアメリカン・ビットコイン（American Bitcoin）との合併のニュースを受けて急騰を続けている。

28日（現地時間）、グーグル・ファイナンスによると、グリフォンの株価がこの日だけで42.1％上昇し、1.35ドルから1.75ドルに上昇した。これは昨年5月の合併発表以降、累計231％急騰した数値だ。

アメリカン・ビットコインの最大投資家であるハット8（Hut 8）のアッシャー・ジェヌート（Asher Genoot）CEOはロイター通信に対し、「合併はまもなく完了し、9月初旬から新法人が取引を開始する予定」と明らかにした。

ロイター報道によると、今回の合併は株式交換方式で行われ、新会社は「アメリカン・ビットコイン」の名称を維持する。創業者であるエリック・トランプとドナルド・トランプ・ジュニア、そしてハット8が合併会社の株式98％を保有することになる。

主要投資家も確定した。アメリカン・ビットコインにはジェミニ（Gemini）共同創業者のキャメロン・ウィンクルボス（Cameron Winklevoss）とタイラー・ウィンクルボス（Tyler Winklevoss）がアンカー投資家として参加したことが明らかになった。

アメリカン・ビットコインは静かにビットコインを買い集め、事実上BTC準備金（トレジャリー）を積み上げてきた。ビットコイン採掘設備の購入やアジア企業の買収推進など、保有量拡大を模索している。