ビットコイン採掘企業ライオットプラットフォーム(Riot Platforms・RIOT)が6月の1カ月間、ビットコインマイニングで約4926万ドル相当の収益を上げたと3日(現地時間)明らかにした。

ザブロックによると、同日、ライオットは6月に合計450BTCを採掘したと明らかにした。これは昨年の同時期に採掘した255BTCに比べて76%増加した数値だが、前月である5月の514BTCに比べて12%減少したものだ。

現在、ライアットは合計1万9273BTCを保有しており、6月中に約4170万ドル相当のビットコインを売却した。

報道によると、ライオットは今年1月に一時的にビットコインの採掘を中断したが、4月から採掘を再開し、今回の6月まで3カ月連続で採掘を続けた。採掘を中断した1月には、テキサス州コルシカナ(Corsicana)に位置する自社の採掘施設の電力の一部を人工知能(AI)および高性能コンピューティング(HPC)用途に転換し、採掘以外の収益の多様化を図ったことがある。

6月はまた、テキサス州の夏季電力需要管理プログラム「4CP(Four Coincident Peak)」が開始された時期でもあり、同社はこのプログラムに参加することで、テキサス電力信頼性委員会(ERCOT)から電力クレジットを獲得した。ERCOTの4CPプログラムは、電力需要が急増する夏季のピーク時間帯を予測し、需要を分散させる目的で運営される。

ライオットのCEOジェイソン・レスは声明で、「ライオットは6月に450BTCを採掘し、この時点はERCOTの4CPプログラムが始まった時期でもある」とし、「私たちは経済的な電力遮断と自発的な需要応答プログラムへの参加を含む戦略を通じて、テキサス電力網の安定化に貢献し、同時に競争優位性を強化している」と述べた。
2025/07/04 16:16
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