ビットコイン(BTC)が再び上昇している。前日には、米国のビットコイン現物ETFが16取引日ぶりに純流出へと転じたが、米国とベトナムの貿易合意の報道が市場に好感され、価格を押し上げたとの見方が出ている。

3日午前11時、コインマーケットキャップでビットコイン価格は、前日同時間より3.14%上昇した10万9056ドル(約1566万円)を記録した。

ドナルド・トランプ米大統領は、世界各国に設定した「相互関税」の猶予期間満了(現地時間8日)を控え、ベトナムと貿易合意を導き出したと明らかにした。これにより、ニューヨーク株式市場も上昇の流れを見せた。

ビットコインが大きな調整なしに強気を持続し、年末に20万ドルを超えるという展望も出ている。

スタンダードチャータードは、ビットコインが今年第3四半期に13万5000ドルを記録し、年末に20万ドルを超えると予想した。その理由については、「ビットコイン現物ETFへの資金流入が依然として強力であることに加え、米国上場企業がビットコイン購入戦略を採用している点が非常にポジティブ」と分析した。
2025/07/03 11:26
Copyright(C) BlockchainToday bitcoinpost24.com