米国が主要貿易相手国に課した相互関税猶予措置を延長することができるという期待感で、ビットコインの価格が一時10万8000ドルに近づいた。

27日午後2時25分、コインマーケットキャップでビットコインは、前日同じ時間より0.30%下がった10万7451ドル(約1552万円)を記録している。

ビットコインは同日午前一時10万7931ドルを記録し、10万8000ドル線に近づいた。ビットコイン10万ドル線が崩壊した先月23日比約9.5%上昇した数値だ。

ビットコインの価格が回復した理由は、米国が来月初めまで予定された相互関税の猶予期限を延長することができるという立場を明らかにしたためと分析される。グローバル貿易紛争による経済的不確実性が減り、リスク資産であるビットコインへの投資需要が増えたのだ。

ホワイトハウスのキャロライン・レヴィット報道官は26日(現地時間)、「(相互関税猶予措置が)延長される可能性があるが、大統領が決める問題」とし、「期限が重要ではない」と明らかにした。

続けて「(相互関税の対象国が)私たちに交渉を提案しなければ、大統領が一方的に交渉を提示することができる」と述べた。

2025/06/27 15:09
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