ドナルド・トランプ(Donald Trump)米国大統領にビットコインを紹介した人物がヘルスケア企業の顧問陣に加わり、当該企業は2000万ドル相当のビットコインを購入したと発表した。

香港と米国に本社を置くヘルスケアサービス企業であるPreneticsは18日(現地時間)の発表で、ビットコインを資産戦略に含め、本格的な保有拡大に乗り出すと明らかにした。

Preneticsは、米国の仮想通貨取引所クラーケン(Kraken)のカストディアカウントを通じてビットコイン187個以上を平均購入価格10万6712ドルで購入し、「これは今後保有量を実質的に拡大するための戦略の一環」と強調した。

Prineticsは、「当社は、グローバルヘルスケア企業の中で最大のビットコイン保有企業の1つになることを目指しています」と述べた。

今回の発表は、元OKExの最高執行責任者(COO)であるアンディ・チャン(Andy Cheung)の取締役会への参加とともに行われた。 特に注目されるのは、クラーケンの戦略企画室長であり、ドナルド・トランプ大統領の暗号通貨戦略の採用に重要な役割を果たしたとされるトレーシー・ホヨス・ロペス(Tracy Hoyos Lopez)だ。ロペスは、フリーネティックスの「エリートアドバイザリーチーム」の一員として新たに加わった。

ロペス氏は、「トランプ大統領のビットコイン支持戦略を成功させた後、世界的に規制が強化される中、Prineticsの包括的なビットコイン戦略は、機関投資家の受け入れが加速する中、大きなメリットを享受できるようになるだろう」と語った。

フリーネティクスは、ビットコイン保有分と短期資産、現金などを含む総流動資産が約1億1700万ドルに達すると発表した。ビットコイン購入のニュース後、ナスダックに上場されたプリネティックスの株価(PRE)は一日の間に8.7%以上上昇した。
2025/06/19 16:07
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