
ナスダック(Nasdaq)は最近、米国証券取引委員会(SEC)に21Shares Sui ETF上場のための19b-4書類を正式に提出し、当該書類は現在、SEC公的記録簿に登録され、審査手続きが正式に開始された。
今回の措置は、21シェアーズが4月に提出したS-1登録申請に続き、Sui ETFの米国市場参入のための2番目の公式的な動きであり、Suiエコシステムに対する機関投資家の信頼と関心がさらに拡大していることを示す事例である。
SuiをベースにしたグローバルETPにはすでに3億ドル以上の資金が流入しており、今回の米国上場はこの流れを加速させるものと予想される。21シェアーズは現在、ユーロネクスト・パリおよびアムステルダム取引所にSui ETPを上場しており、今年に入ってから資金流入が急激に増加している。
21シェアーズ以外にも、Canary Capital、Ant Financial、Franklin Templeton、VanEck、Grayscaleなどの主要機関が昨年第4四半期以降、Suiベースの投資商品やインフラ事業に相次いで参加し、エコシステムの拡大を牽引している。
Sui開発会社「Mysten Labs」のケビン・ブーン(Kevin Boon) 代表は、「Sui生態系は、実質的な価値を追求する開発者と機関投資家が最初に求める主要なプラットフォームとして定着し、21シェアーズは、このような流れを誰よりも早く捉え、独自の立場を構築してきた」と述べた。
また、「わずか2年前にメインネットを立ち上げたことを振り返ると、今回のナスダック上場申請はSuiにとって非常に重要な節目となる。すべての投資家がSuiにアクセスできる世界を21シェアーズと一緒に作っているという点で非常に意義深い」と強調した。
Suiは、オブジェクト指向プログラミングモデルと独自の拡張型構造に基づいて構築された唯一の大衆に優しいブロックチェーンであり、DeFi、ゲーム、実物資産のトークン化など様々な実使用事例を網羅している。
現在、総預託資産(TVL)基準で8位に位置しており、Suiのステーブルコイン市場規模は11億ドルを突破し、年初比190%以上増加した。 また、2025年5月一ヶ月間、Suiエコシステムで発生したステーブルコイン転送量は1,100億ドルを超えた。
2025/06/11 10:42
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