ビットコインの価格が史上最高値を更新して以来、クジラが継続的に利益を実現していることがわかった。これは、最近の価格上昇にもかかわらず、過去8年間続いた大規模なビットコインの売りトレンドが続いていることを示唆している。

4日(現地時間)、暗号資産(仮想通貨)アナリストのウィリー・ウー(Willy Woo)は3日、Xに投稿した記事で「1万BTC以上を保有する大型クジラは、すでに2017年から売却を開始した」と明らかにした。

彼は「今、機関と国家が数十億ドル分のビットコインを購入している状況で、一体誰がこの物量を売っているのかの答えが彼らだ」とし、「このクジラの多くは0~700ドルの間で購入した後、8~16年間保有した物量を整理している」と説明した。

ウィリー・ウーが共有したチャートによると、1万~10万BTCを保有するクジラのアドレスの全体保有量は、過去8年間で約270万個から160万個に40%ほど減少した。彼は「短期的には、ビットコインが6桁(10万ドル以上)の時に購入することは合理的ではないように見えるかもしれないが、今後10年以内にビットコインはあなたの投資人生で最高の資産になる可能性がある」と付け加えた。

オンチェーン分析プラットフォームGlassnodeも3日の発表で、ビットコインが5月22日に11万2000ドルに近づき、史上最高値を記録した直後から強い収益実現の流れが検出されたと伝えた。当時、取引された平均ビットコインは平均16%の収益を実現したと分析された。

グラスノードは「全体のビットコイン取引日のうち、約8%だけが今より高い収益率を記録したという点で、現在、強い収益実現区間に入っていることを示唆する」と説明した。特に、6月3日の一日の間に時間当たりの実現利益が3回にわたって5億ドルを超え、売り圧力が集中したと付け加えた。

一方、ビットコインの価格は5月の高値を付けた後、5.5%下落し、6月3日に10万5000ドルまで調整されたが、再び10万6800ドル線まで反発したが、現在再び10万5400ドル線に後退した。
2025/06/04 16:19
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