2024年に米国証券取引委員会(SEC)の公式Xのアカウントをハッキングした容疑で有罪を認めたエリック・カウンシル・ジュニア(Eric Council Jr.)に米国検察が懲役2年の刑を宣告してほしいと要請した。

12日(現地時間)、検察は米国コロンビア特別区の連邦裁判所に提出した文書で、エイミー・バーマン・ジャクソン(Amy Berman Jackson)裁判官にSECのXアカウントをハッキングした容疑について、カウンシルに懲役2年を宣告してほしいと要請した。

昨年1月、SECがビットコイン現物上場投資信託(ETF)を承認したという虚偽の投稿をSECの公式Xアカウントに投稿した疑いがある。この偽の投稿は、SECの実際の承認の1日前にアップロードされ、市場に混乱を引き起こし、その後、カウンシルは逮捕された。

検察は「この事件は量刑基準による実刑が必要だ」とし、「被告は精巧な詐欺手口を利用して偽造身分証明書を作成し、通信会社の店舗で虚偽の情報を提供し、被害者のオンラインアカウントのパスワード初期化コードを米国および海外にいる共犯者に渡した。このような行為は重大な処罰を受けなければならない」と強調した。

12日現在、カウンシル側の弁護人はまだ検察の量刑勧告に対する意見書を提出していない状態だ。協議会は5月16日、ジャクソン裁判官の前に出席する予定だ。
2025/05/13 12:38
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